妖怪って哀しい曰くが多いなぁと改めて思った。人のどうしようもない哀しさに報いるため、広めるために妖怪っていう概念が生まれたんかな。めっちゃ面白かった。鬼太郎と目玉のオヤジさえ知ってれば十分楽しめる。未だにこの作品が好まれるのがよくわかった。夢野久作っぽい感じもあり作者と同じ名前の人が出てくるのは森見登美彦の作品にも見られて。個人的に好きな作家の共通点があり、また影響を与えているのかなと思った。僕らが守るべき未来は手間もかかるし大変だけど同時にとても愛おしいものだなと。しみじみ思いました。GWが終わるので若干おセンチになってます。
