そりゃあこういう映画は好きですよ。ダメな主人公と優しい周りの人たち。寅さんみたい。
俺は中尾くんのキャラがめっちゃ好き。聖人君子では無い人間の中でフルマックスに優しい奴って感じ。
母親がほぼうちの親でウケた。あの優しさとヒステリーが瞬時に変わるところ、まんま経験があり変な汗かいた。急に変な思想にかぶれだすとかね...チープな演出に見える人もいるだろうが、クソリアルなんだよ。
豊川悦司、俺的には「子供はわかってあげない」以来なのだが、家を出た親父キャラとして、もはや印象が固定されてしまった。
「面白くなってきたじゃねえか」という親父のカッコつけセリフ、これからもキツい事があったら何気に勇気もらえそう。ほんで親父が震えながら放った一言！もう俺はこういうのにホント弱い。最高！
つーか、公開は12月にできんかったのかね...年末年始の挨拶が非常に感動的な映画なので、もったいない気がする。
