今までCoco Chanelはいくつか映画で描かれてきたと思うけれど、さすがドキュメンタリーならではで、この作品が最も真のCoco Chanelの姿に迫ったものだと思う。
戦時中、女としてと人としての中間くらいの立ち位置・自分自身の立ち位置として、どう生き抜くか、行動内容の良い悪いは置いておいて、常に戦う姿勢・行動する姿勢を貫いたあたりは、いい意味でまさに、MeToo運動をしているような現代女性が目指す女性像に近いだろう。
上映時間1時間は短いかなと思ったけれど、これくらい真に迫ったものであれば、ちょうど良い長さに感じた。
