ココ・シャネル 時代と闘った女の作品情報・感想・評価

ココ・シャネル 時代と闘った女2019年製作の映画)

Les guerres de Coco Chanel

上映日:2021年07月23日

製作国:

上映時間:55分

「ココ・シャネル 時代と闘った女」に投稿された感想・評価

55分と手短なドキュメンタリーで、深みや斬新な切り口の作品ではないが、コンパクトに彼女の人生がまとめてある。

シャネルをドラマックに描く作品が多いが、本作は香水を巡る戦いや、対戦中のドイツへの協力などシビアな現実的な話が多い。サガンが、シャネルについて辛辣に語っているのが印象的だった。本作が取り上げる現実的なエピソードの数々がシャネルの持つ一種の神話性を解体している。

しかし、シャネルは時代のうねりと様々な手段で戦い、抗い、生き残ったからこそアイコンになり得たのだ。ドキュメンタリーで感じるのはどこまでも感じるシャネルの強さである。本作はシャネルの戦いをあからさまに描く。

淡々とした早足のドキュメンタリーで若干眠くなってしまった。ブランドのアイコンとしてシャネルのイメージを留めておきたい人にはおすすめしない。しかし、何があろうとシャネルがファッション史に起こした革命は色褪せることはない。
yukarin

yukarinの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ココ・シャネルの人生を描いた映画なども観たことはあるけれど
これは、とても率直?な作品になっていると感じた
映画などでは取り上げられるロマンスもあっさりさっぱり
それゆえに、飾りたてられていないココ・シャネルがいるような感じ
人間くさい、というか

それでも、すごい女性だな、というのは変わらずにある
そして、そばにいたら、友達にはなれないなというのも
いろいろ強烈な人だから
でも、それだからこそ、名を残す存在になったのだろうけれど

それにしても、ラストの方で
流行りを見ながら、時代が変わったと嘆くココが、なんとも人間くさくて笑った
自分こそが、当たり前の価値観を壊しまくって、作品を生みだし、築き上げてきた先駆者なのに
ものすごくカッコイイと思う女性であり、もし身近にいたら絶対に好きになれない女性でもありました
Met7

Met7の感想・評価

3.7
様々な困難がココを襲うけれども、勇敢に立ち向かうココから元気を貰える
というか,シャネルカッコいい!!
孤児から晩年までのココ・シャネルを、アーカイヴとインタビューで描いたドキュメンタリー。男性遍歴、戦時中のドイツへの協力、香水戦争など若き日のガブリエルの強かな生き方を中心に構成。戦時下ではドイツとチャーチルのパイプ役を果たしていたためか、パリ解放後、彼女は逮捕されているが数時間で釈放。これは裏でチャーチルが動いたからだとされているが、そこには触れておらず、フランソワーズ・サガンの「反ユダヤ主義者!」と非難する言葉で締めている。本作はむしろファッションデザイナー、香水制作などのココ・シャネルの業績にスポットを当てている。
これまで、ココ・シャネルを描いた映画は多いが、本作のように彼女の闇の部分を避けることなく触れているものはなかっただけに、貴重な作品。

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