香港映画の巨匠アン・ホイの映画人生を追ったドキュメンタリー。
とはいえ、
これまでカンフー以外の香港映画や中国映画をほとんど観てこなかったので、アン・ホイ監督のこと知らなかったんです。
それでも、アン・ホイ監督の歩んできた、けして平坦ではなかったこれまでの映画人生の一部を垣間見ることができて楽しめた。
男性社会の中でぶつかりながら、挫折を味わいながら、映画を撮り続けてきた喜びと苦悩が伝わってくる関係者からのインタビュー映像の数々。
アン・ホイ監督の映画を観てない私があれこれ言うのはどうかと思う。
が、しかし 香港映画界で生き抜く逞しさと思い悩む弱さと、そんなことを笑い飛ばす彼女の魅力が詰まっているドキュメンタリーだった。(ちょっと長いとは思うけど)
アン・ホイ監督の映画を観てればもっと楽しんで観られたんだろうな。