泣いた大号泣したとかいう感想を多く見かけたけど私はどうも泣けなかった。それでも主人公たちのキャラクター、特に池田エライザ演じる"先輩"に心揺さぶられる。
掴みどころがなくて危うくてどこか闇を感じる"黒服"の所に集まった人々の宗教的な気味悪さが印象的。
バスから見えた夜の東京タワー、そして東京タワーからの眺め、綺麗だったなぁ。
かなり文学的、哲学的でFさんの世界観を感じられてよかった。
これは上京して東京を憎む気持ちが理解できるようになったらもう一度観たいな。
柄本佑と池田エライザの配役が本当に素晴らしいと思う。