最近 仲の良い友達が癌になり ステージ3という状態だったので、ダブってしまい
言葉がとても重く感じた。
その立場、その状況にならないと 本当にわからない、生きてるだけで幸せってことを
若干20歳で思い知ることになった主人公の
生への執着が とても辛かった。
毎日小さなプレゼントをもらって、生かされて 明日ももらえるか不安な気持ちで眠りにつく。
そんなこと思ってもみなかった。
こうして1日を過ごしていること、それだけでプレゼントなんだね。
中盤あたりまでイマイチ、他人事みたいに進んでいくストーリーが 後半にかけ真実味を帯びてきた。