ルビー・ローズ主演作はドアマンを見たことがありますが、本作も含めいずれもイマイチな印象。
まずアクションで男達相手をやっつけるには細すぎる。そして彼女はなんだか表情が基本的に変わらない感じで、これはドアマンでも思いました。
表情は乏しく似たような演技しかできない、という印象で感情移入できない。
作品の構成的に、主人公がどういう人生を歩んで更正したのか、モーガン・フリーマン演じる刑事との心の交流がどのように育まれたかの描写がないため、そこも感情移入しづらい。
映像は洗練された箇所も多々あり、見た目は良いけど中身がない、そんな作品でしょうか。
ルビー・ローズを主役にしても作品に奥行きが生まれないと思いますね。