なんちゅうリアルさ。日本闇社会の映画でここまでの生々しさは初めて感じたもの。泥の中で見つけたビー玉のような鈍い光のある映像も特徴的。
俳優さんたち、皆さん見たことない人ばかりなのに今風じゃない格好良さがあってそこがまたホンマもんぽいから創り出すアウトローな雰囲気が凄い。
邦画でメイキングまで見た作品、久しぶりかも。本当に刺青入れてるシーンもビビったけど、監督がニューヨーク出身で東大卒の見た目と本作の世界観とのギャップの方が大きくて驚いた。
暗い画が多くて誰かわからなかったところと、台詞が聞き取りにくいから字幕が欲しかったところがなければ最高だった作品。でももっと知られてても良い作品なのは間違いない。