しーにゃ

先生、私の隣に座っていただけませんか?のしーにゃのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ラストは?現実?妄想?どんなに目をこらしてみてもどっちかはわからない。

漫画家のさわちゃん。
同じく以前は漫画をかいていた?夫のとしおくん。
さわちゃんの編集者ちかちゃん。

さわちゃんの漫画を受け取ったちかちゃん。
駅まで送ってあげたら?と
としおくんに言うさわちゃん。
あぁ、なんかそこら辺からざわざわするね。
としおくんとちかちゃん怪しい?
さわちゃん疑ってる?ていう雰囲気。

そんなときにさわちゃんの母が事故にあって二人は実家に身を寄せる。
その間教習所に通うさわちゃん。

そして、突如登場する教習所のさわやか先生の新谷先生。

そしてさわちゃんは、急に新連載のネームを書き始める。それをこっそり読んじゃって驚愕するとしおくん。
『なに、これ?』『そんなこと思ってないよ』て、ネームに動揺。なぜって、それは自分とさわちゃん、ちかちゃんが登場する現実を題材にしているから。
『いやいや、漫画だから』と教習所に先生を見にきて、ますます落ち込むとしおくん。だって、ネームのとおりのさわやか先生だもん。

ここで、まずミスリード?
ネームのタイトルでもあり映画のタイトルである『先生、私の隣に座っていただけませんか?』て教習所の先生のことね!て思いましたもん。

ネームはどんどん進んでいく。
ついにさわちゃんがドライブに行って戻ってこない…あせるとしおくん。それを聞いてちかちゃんまで実家に訪れ…新谷先生とさわちゃんが一緒にもどってきて、波乱の予感?!

てなかんじです!
漫画と現実が入り交じって、特に新谷先生とさわちゃんの関係はどこが漫画?て最後まで思わされました。
母は全てを知っているかんじかね。
としおくんにじゃれつくちかちゃんの声がリビングまで届いていて、テレビの音消して何か考えてるふうだったし。
もしかしたら、母がとしおくんの様子をさわちゃんに報告していたかもしれない、なんて妄想笑

やっとちゃんと向き合ったさわちゃんととしおくん。
さわちゃんにとっての先生は、としおくんだった。
『私の先生は、としお先生だけだもん』。さわちゃんのネームでとしおくんが漫画を書くことを提案。
昔漫画を書いていた頃のとしおくんを思い出すさわちゃん。
ちかちゃんもそれをみて喜ぶくらい。

さて、ハッピーエンドのようにみえましたが、朝起きたらさわちゃんがいない。そこには追加のネーム。
新谷先生と車に乗って家を出ていくさわちゃん。それを見送る母。『最初から許す気なんてなかったのよね。』みたいなかんじで二人を見送る。

新谷先生、そんな関係じゃありませんみたいなの、演技だったんか~い?!

場面変わり連載が決まったとしおくん。
ネームの最後にさわちゃんのメモがあり…ネームはファックスで送ります。て…。『うそーん』てほんと、うそーん。

どっちがほんと?
新谷先生との逃避行は漫画なの?現実なの?てな、終わり!

いずれにしても、としおくんがまた漫画を書くことになって、めでたしめでたしですかね。

先生、私の隣に座っていただけませんか?
どっちの先生?笑
しーにゃ

しーにゃ