スタイリッシュな展開に様子がおかしいブラピが光るマフィア群像エンタメ劇!
一見、タランティーノ産?と思わせるほどのオマージュが盛り込まれたガイ・リッチー監督、いやー良いですね。
多少後半からのまとまり良すぎな感は否めないですが、クールなコントを見てる感じなので肩を張らずに楽しめます(・∀・)
(これ以上やりすぎちゃうとロバート・ロドリゲスとかタラちゃんのようなグラインドハウス感出ちゃうのでwこれはこれでナイスなバランス)
映画らしい映画というか、ストーリーがぶっ飛びすぎとか、つじつまの合い方とか、本来映画という物は「娯楽エンタメ」要素のが多かったはずなんですよね。
白黒無声で、なんとなくフフフとする娯楽から始まった映画に、カラーやシナリオ性が付いてきた時代だからといって、それに沿わないといけないという風潮はクソ喰らえなわけです。
人間関係の構成は複雑ですが2000年作品の割にシンプルな“クールなのにおバカ”なテイストが焦点なので、感覚的に観る映画だと思います。
系統でいうと、イングロリアス・バスターズや、Taxi、ファイトクラブなどに近いですね^^
音楽の使い所も黒人が出てくるとBLACKな音楽に切り替わる所とか、カット割りや映像効果なんとかも共に気が利いてますね^^
続いて役者ですが、ブラピはほんと最高です。ホエホエして何言ってるか分からない役回り最高ですw
デルトロも相変わらずカッコイイ。彼は21グラムでも素晴らしい役回りでしたね。
そして、余談ですが黒人にウォーキング・デッドのモーガン役のレニージェームズが出てますね^^(このころ若くてイケメン)
最後に、犬を大事にするあたりもイギリスらしさが出てましたw
パッケージの真ん中にしっかり犬が陣取ってるのが愛らしいですな(・∀・)