試写会にて。
とても良い映画で、観終わったあとに出演者などについて調べていたら、ルビー役を演じたエミリア・ジョーンズのインタビュー記事を見つけた。
「今作の取材で『ろう者の方々と仕事をするのは挑戦でしたか?』という質問を受けました。でも、それは今回の撮影において最も苦労しなかった部分だった。私たちはそろそろ、自分たちの知らない世界のことを恐れるのをやめてもいいのではないでしょうか。例えば今作に出演しているろう者の3名は素晴らしい役者で、本来どんな役でも演じられるわけです。なのに『ろう者の役』しか演じさせてもらえない。私はその枠を取り払うべきだと思っています。そういう意味でも『コーダ あいのうた』が、少しでもインクルーシブな社会への扉を開いてくれたらいいなと思っています。」(一部抜粋)
本当にそうだなあと思った。
素敵な作品をありがとうございました。