わわわ

コーダ あいのうたのわわわのレビュー・感想・評価

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
4.7
良い!とは聞いていたけど、そう言われるたびに、期待しすぎて見たらガッカリしちゃうかも…と思い、なるべくなんの情報も入れないまま観たいなーと思って、ついに心の準備を整えて鑑賞。

いやめっちゃくちゃ良いじゃないですか…。
ラスト30分くらい泣きっぱなしでしたわ…。
でも笑えるところは本当に笑える!手話で下品なこと言うパパ大好きすぎる(笑)


聴者と聾者どちらの気持ちにも共感できたし、ルビーの気持ちも、母の気持ちも父の気持ちも兄の気持ちも全員理解できてよりつらくてもどかしかった。でもすごく温かい気持ちに触れられたなあ。

兄の気持ちが特に刺さった。聾者ってだけで何もできないって言われて生きて来たのかなってことや、ルビーの存在で助けられる部分もあるけど、ルビーがいるからより自分のできない部分がはっきり見えてしまうみたいな。
そんなこと言われてなくても、親の悪意のない態度の違いみたいなもので、劣等感みたいなものがあったのかなって思った。
それが、俺は無力じゃないって言葉にも繋がったと思う。

きれいな話すぎるって意見もあるけど、映画はこうで良いんだよ…って、私は思う。

あとシングストリートの主人公の子でてたの観終わってから気づいてめちゃめちゃ驚いた(笑)


2022.46
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