リトルコーギー

劇場版 呪術廻戦 0のリトルコーギーのネタバレレビュー・内容・結末

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

純愛という最強の呪い。
当たり前のようにサラッと言えるほどの人並み外れた純愛だからこその、異常なほどの呪いに転化したんだろうね。

小学校での里香のセリフが若干変わってるのは、血の色を人間は赤、呪霊は紫と視覚的に分かりやすくしたからか。呪霊の血も赤くすると流石に画がグロくなりすぎるからか。(笑)

冥冥、七海、猪野、日下部、京都校組と原作0巻にはなかった面々の戦闘描写があって熱かった。

「逃げちゃダメだ」がシンジ君、「死んじゃダメだ」が乙骨君。緒方恵美の感情表現の豊富さがすごすぎる。

原作過去編も観たら分かるけど、五条と夏油の関係がグッとくる。強者の呪術師と弱者の非呪術師について、同じ葛藤を味わった2人が真逆の道に行った。夏油の思想の根幹は理解出来るし、だからこそ高専側に残って、後進を育てる道を選んだ五条がカッコいい。
夏油はここで死んでしまうからこそ、過去編と0を深掘りしたら夏油に魅力にハマって、羂索への憎しみが強まる。。。(笑)

原作連載前の短期連載でこれをやってたんだから、すごい作者は読切とか短期連載の時点でやはりズバ抜けてるんだと実感。
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