まかろん

そして、バトンは渡されたのまかろんのレビュー・感想・評価

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)
4.0
私も小学校6年生になる時に両親が離婚して
優子のように決断しないといけませんでした。

両親のどちらについていくのか。

選択によっては転校する必要がある。

転校すれば1年間だけ別の小学校で
5年間一緒にいた同級生と修学旅行に行けないし
一緒に卒業することができない。

林に囲まれて自然豊か。
教室の壁を取っ払うこともできて開放的。
全学年で少グループを作って一緒に活動して
自然とお兄さんお姉さんに憧れたりもした。
学校内給食で作ってくれる人の顔が見える。
地域交流のお祭りを学校で開催する。

話し始めたら切りがないくらい大好きな小学校でした。

出来ればその学校で卒業したかった。

でも私は転校する道を選びました。

今でも時々別の選択をしていたら
と考えるときがあります。

だから優子の迷いや不安が自分の事のように感じて
気づいたら涙が溢れていました。

優子のようにこの選択で良かったと
前向きに考えられるように
これからの道を後悔しないようにしたい。

家族だからこそ隠したい秘密もあって。

でも誤解したままお別れは嫌だよね。

隠されていた秘密があることを知って
沢山の愛情に気づいて感動する。

様々な形で優子のバトンが繋がれて
優子が幸せになって良かった。
まかろん

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