私も小学校6年生になる時に両親が離婚して
優子のように決断しないといけませんでした。
両親のどちらについていくのか。
選択によっては転校する必要がある。
転校すれば1年間だけ別の小学校で
5年間一緒にいた同級生と修学旅行に行けないし
一緒に卒業することができない。
林に囲まれて自然豊か。
教室の壁を取っ払うこともできて開放的。
全学年で少グループを作って一緒に活動して
自然とお兄さんお姉さんに憧れたりもした。
学校内給食で作ってくれる人の顔が見える。
地域交流のお祭りを学校で開催する。
話し始めたら切りがないくらい大好きな小学校でした。
出来ればその学校で卒業したかった。
でも私は転校する道を選びました。
今でも時々別の選択をしていたら
と考えるときがあります。
だから優子の迷いや不安が自分の事のように感じて
気づいたら涙が溢れていました。
優子のようにこの選択で良かったと
前向きに考えられるように
これからの道を後悔しないようにしたい。
家族だからこそ隠したい秘密もあって。
でも誤解したままお別れは嫌だよね。
隠されていた秘密があることを知って
沢山の愛情に気づいて感動する。
様々な形で優子のバトンが繋がれて
優子が幸せになって良かった。