lalalalabomba

エアポート2021のlalalalabombaのレビュー・感想・評価

エアポート2021(2020年製作の映画)
1.0
アメリカ人の浅はかさの極みみたいな映画。

ポケ大統領でもこんなストーリーは考えないだろう。


LLCと思われる民間機がハイジャックされた旅客機を墜落させるべく乗客全員で浮かれに浮かれまくる。

低空飛行させたらランチャーで仕留めると言って外れた。
システムを同期させて着陸させようとしたらリセットされた。
機体に損傷を与えようとサービスカートを落とし損傷を与えたにも関わらずハイジャック機は飛び続ける。
最後の手段と特効作戦に出る。

その間乗客は一喜一憂してハイタッチしてる。

何でもかんでもフットボールの試合と同じにしか考えられない単細胞の脳を持つ戦争大好き国民たち。

出て来る人出て来る人学芸会のような一途な演技。
演出は平板で迫力は感じず、もちろんハラハラドキドキなんてかけらもない。

終始失笑を禁じ得ない新種のコメディ。


しかしエアポートなんとかという類の作品がたくさんあること。
こんなクソみたいな映画ばかりではないにしてもかつて「大空港」という映画があったことさえもアメリカの映画人は忘れてしまったのかもしれない。
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