RyotaOzone

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)のRyotaOzoneのレビュー・感想・評価

4.0
1969年のハーレムカルチャラルフェスティバルにフォーカスしたドキュメンタリー映画。
黒人の発信力の強さ、音楽の力とメッセージ性を肌でジリジリと感じる作品だった。
このフェスで黒人と言っても国籍が違うなどして、様々なカルチャーが交差して新しい文化が生まれているのが新鮮だったし、今に繋がってるのが見えた。
自分が好んでいるHIPHOPが生まれるのはそのあと70年台、無視できない話題で食い入るように鑑賞した。
まさにブラックカルチャーの教材!といった感じ。
こういった黒人の問題に日常から触れれるものじゃ無いから勉強しなければいけない事が山積みだ。
例を挙げるなら、ケネディ キング牧師 マルコムX暗殺。ベトナム戦争などなど。
最近BLMで関心を集めたが、よりディグって行かないと寄り添えない映画だと感じた。
このフェスの期間中にアポロ11号月面陸がしたらしい。そこから黒人と白人の思想の違いが分かりやすく描かれるところに感じるものがあった。

音楽を感じれる作品と思って観たから、ノリノリな感じと思ったら相当なドキュメンタリー。
でも中盤で登場するスピーディーワンダー、相当音楽に入ってる。感じてるすげかったす。

とりあえず観た方が良い。
Huluが関わってるからサブスクも近いすね?
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