烏丸メヰ

人狼ゲーム 夜になったら、最後の烏丸メヰのレビュー・感想・評価

2.9
辺境に赴任してきたレンジャーの主人公。
そこは、クセ強変人の住民達が開発の賛成反対や爛れた関係でギスりまくりの町だった。
正体不明の“獣”が暗躍を始める…

互いに対立し疑う理由のある変人達がモメまくるホラーコメディ。
アメリカ発祥の会話推理ゲームであるいわゆる“人狼”さながら、住人の中に犯人がいるのでは?と疑心暗鬼になる展開を、コントの様ないざこざで片付けまくる所に思わず笑ってしまう。
怖さやストーリーより独特のテンポが楽しい。
ホラー映画でなく
“コント「人狼」”
と思って観るのが丁度良いかも。


B級映画の邦題考える人はそろそろ、読みたいお膳立てを求めるオタク向けの幼稚で薄ら寒い長文ライトノベル風タイトルと『It』のパクりタイトルをやめろ、殆どが映画の品位や雰囲気を作者の意図と無関係に下げてるし、クソスベってるし、思ってるより牽引力ないと思うぞ。
本作は、人狼ゲームの「夜フェイズ」に絡めてる分、毛ほどのマシさがあるが。
烏丸メヰ

烏丸メヰ