ちゃんと映画館で観れてよかった…！！音が特徴的でもあったから、こういうのはやっぱ映画館で観てこそでしょ〜！とても良い作品だった…！
普通じゃないあみ子と、それを取り巻く周りの人たちを描いたストーリー。いろんなことを考えさせられる。物語はどんどん暗くなるけど、ずっとあみ子だけは変わらなくて、そこの乖離が見ていて余計に辛い。痛々しい。
両親は段々とあみ子に冷たくなるけど、私が親だったらあれが最善策になると思う。互いに健やかに生きられる道を選んだと思うしかない。なかなか双方厳しい戦いを強いられていますよ…世知辛い…
一方であみ子の世界にはそこまで重要でもなかったのかもしれないが、坊主の少年みたいなあったかい人も中には存在する。そういうのが世界なんじゃないかな、そうだといいな、希望が持てて。
雨の音、汗が落ちる音、チョコを舐める音、幽霊の音、その他諸々の音、なんてことない音もあみ子にとっては特別に聞こえてるんだろうと感じた。あみ子の世界を映してくれて、知ることができて嬉しい。
幽霊たちがお昼寝してたりするシーンは思わず笑ってしまった。でも最後、なんかとても怖かった。あちらに行ってしまうんじゃないかと思ったから。でもあみ子はそんなに弱い子じゃなかった。あみ子は想像以上に強い子だった。向こうに手を振るあみ子が、私にはとても強く見えた。
本当に良い作品だった…パンフ買えば良かったーと帰ってきて後悔
