あっぷるぱい

ムーンライト・シャドウのあっぷるぱいのレビュー・感想・評価

ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)
3.4
大切な人の喪失と再生を描く物語。

個人的に結構好きな話でした。
終始ゆっくりとまったりと進む。時折、ホラーじゃないけれど怖いなぁと思う描写もあったけれど。

台詞が少なくて
間を楽しむというか。余白から想像を掻き立てるような作品です。

原作の吉本ばななさんの本、
読んでみよーと思った。


「ひとつのキャラバンが終わり、また次がはじまる。また会える人がいる。二度と会えない人もいる。いつの間にか去る人、すれ違うだけの人。私はあいさつを交わしながら、どんどん澄んでゆくような気がします。流れる川を見つめながら、生きねばなりません。 あの幼い私の面影だけが、いつもあなたのそばにいることを、切に祈る。」
このセリフ、すっごい好きでした。
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