クリストフ・ヴァルツの実質監督デビュー作っぽい(2000年にTV映画撮ってた)。
「この物語は決して真実だとはいわないが、実際の出来事に着想を得ている」とのこと。
嘘つきおじさんの逆玉婚。ワシントンを舞台に、権力、財力の魅力誘惑危険、野心の暴走と印象操作を描いてるの?と思ったりもしたが、よくある詐欺師のクライムコメディに近い。
ウルリッヒ・モットが胡散臭さ全開。クリストフ・ヴァルツが飄々と演じているから余計にそう感じる。
モットがいかにして裕福な婦人エルサと結婚して彼女を亡くすに至ったか。
事前情報なしで観始めたので、モットのいろんな側面が見える映画かな…と思って観ていたけれど。
エルサが亡くなったことについての真相を明かすミステリーというよりは、モットがどれだけ頭おかしいか(ある意味頭がいいかもしれない)ということが描かれていて、モットという人間の一部というか「嘘」をフィクションで膨らまし章立ててクライムコメディふうに描いていた。
観終わってから事件について調べたが、まあひどい話で暴力絡む。実際についた嘘の一部も描かれていた。
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