やっぱりカルカン

名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)のやっぱりカルカンのレビュー・感想・評価

3.3
2009年の劇場版コナン。
過去に京都のホテルで起こった火事に起因する連続殺人事件が発生する。この事件にはなぜか黒の組織が関わっており、コナンは事件の謎を解明しつつ黒の組織と対決する。

個人的に原作は未読で、アニメも自分が子供の時と大人になってから(ここ8年ほど)はほとんど欠かさず見ているものの、丸々ごっそり見ていなかった時期もあるので未だに知らないことがたくさんある。
この映画は初見だが、今回初めて知ったのはベルモットがコナンの味方であり、コナン=新一だと知っているという事。Twitterで見かけた解説によると、新一の母とは女優仲間で親しかったらしく、味方になってくれるのは新一と蘭が小さい頃にベルモットを助けた事があり、その恩義からとのこと。コナンの世界は沼ですな…

なお、おっちゃんの声が変わる前の最後の劇場版コナン。以下Wikipediaより抜粋
> 公開から約5か月後に神谷明が降板したため、神谷が演じる毛利小五郎が登場する劇場版は本作が最後になった

勝手なイメージで、もっと黒の組織とコナンの対決をメインにした映画だと予想していたのに、実際はそうでもなかったので残念ながら面白かったとは言えない。
メインである「京都のホテルで起こった火事をきっかけに起こった連続殺人事件」にもそれほど引き込まれなかったし、ラストにかけて盛り上がる感じが弱かった。
あと、タワーで蘭が殴られてたのが可哀想。あまり何回も見たいと思えない内容だったので低めの点数にしました。ごめんなさい。