おもしろかった73点
劇場版コナンマラソン13作目
久しぶりにおもしろかった
コナン全体の本筋である黒の組織との戦いが進むかと思いきや結局何も進まないという、まぁ映画版あるあるではあった
ただ結果的にそうだっただけで、鑑賞中はコナンの正体がバレるのが先か、組織について暴くのが先か、という緊張感がずっとあったのはよかった
コナンシリーズはテレビ版や過去の映画版の事件や人物が後の作品で登場する事があるのが分かってきたので、何も進まなかったとも思えてその実、今後組織からコナンへの警戒レベルが上がるのでは？という期待と不安を持たせた締め方だった
あと珍しく少年探偵団がちゃんと活躍できたのはよかった
(最後描かれなかったのは残念だけど)
ただまぁ気になる部分もままあって、
1番気になるのは今作の事件のおざなりさ
連続殺人事件に警察オールスターズにと、スケールはやや大きめに描かれるけど「几帳面だから犯人」という雑な証拠と説明されないトリック(麻雀牌必要だったか？)
組織もアイリッシュとベルモット以外は顔見せのために無駄に同じヘリに乗ってたりなど、ミスリード(cm)用のシーンが多かったかな、というのも残念ポイント
このへんがもっとしっかりしてたらもっと良かったね
次は天空の難破船
山本監督ゾーン最後！
