過去と現在で起きた二つの事件を、回想を交えながら闇を抱えた主人公が解明していく王道のミステリー。
とても良かった。
田舎の狭い街独特の人間関係が、話を複雑にしていて面白かった。
特に印象的だったのは残された老夫婦と医者の話。
オーストラリアの乾いた土地、風土の物語が息苦しさを増している。この閉塞感に、全く逆の天候だが、「ウィンド・リバー」を思い出した。
エリック・バナ、素晴らしいイケオジになったなあ、と思いながらずっと観ていた。
以下ややネタバレ
唯一残念だったのは、クライマックスの火のシーンのCG。
安っぽく感じたのは私だけではないのでは?
いっそCG使わない展開でもよかった気がする。
今年映画館52本目
今月2本目
今年154本目