たなかゆうじ

ドラえもん のび太と雲の王国のたなかゆうじのレビュー・感想・評価

4.0
この作品だけドラえもん映画の中じゃかなり異質。
悪役を倒す勧善懲悪ものではなく、自然破壊、絶滅、核戦争とテーマがけっこう重い。
ドラえもんがはじめて映画で故障する。しかも2度。

ドラえもんがまさかの兵器で相手を脅すという、核で敵国を牽制する的な内容になっててキツい。
ドラえもんがガスタンクに特攻するのは子どもみたら泣いちゃう。

いわゆる感動オチでもない。
観ててやるせない気持ちになる。
ただ映画としてはかなり深く、かなりの名作だと思います。