Ayumi

ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”のAyumiのレビュー・感想・評価

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行く前正直そこまでの熱量がなかったから、永遠に涙が止まらない自分に驚いちゃった。

挨拶まで泣いてるなんて生のライブでも一度も無かったし、「いらっしゃいませ〜!」って言われて泣くと思わなかった。

このまま最後まで泣き続けるのではと思って自分でも不安だったけど、途中からは楽しんで見れました。


まず感じたのは「ライブっていいなぁ…」ということ。観客の大歓声、ペンライトの海。擬似的にではあるものの、久しぶりにあの感じを体感して一気に感情が溢れちゃったな。「また嵐のライブに行きたい。でも、今はどれだけ望んでも彼らのライブには行けない」「活動休止までこうやってライブが出来たら良かったな…」色んなことを考えてしまいました。

それから、とにかく悲しくて悲しくて仕方なかった。活動休止してから、5人の過去の映像を見ると何もかも切なく映ってしまうんだよね。その過去の5人が楽しそうであればあるほど、むしろ悲しくて、切なくて、未だに「何で?」という感情が湧いてしまう。何でこんなに楽しそうなのに、休止しなきゃいけなかったんだろう。5人の気持ちはもちろん分かってるし、何度も理解しようと思ったし、活動休止発表後もなるべく前向きに5人を応援してきたけど。やっぱりふとした時に「何で?」という気持ちが浮かんでしまうことは度々あった。

活動休止してから時間もそれなりに経って、それぞれに活躍するメンバーを見ながら何となくその気持ちに蓋をしてきた。それが今日、一気に蘇ってしまった感覚だったな。やっぱりこの5人は、5人でいることで輝くんだなって久しぶりに痛感した。バラエティー、ドラマ、YouTube等々、色んなところで活躍するメンバーを見てきたけど、ライブをしている彼らがやっぱり1番輝いてるんだよね。そしてもちろん大野さんも。大野智の歌とダンスはやっぱり最高だったな。このために生まれてきたとしか思えない…と私は思っちゃうけど、でもそれは私の決めることじゃないし……という葛藤を今日まで何度してきたことやら…。

そして二宮さん…ジャにのもいいけど、やっぱり私は、嵐としてステージに立つ貴方が1番好きだよ。やっぱり二宮和也は誰よりもアイドルであり、嵐であることで輝く人なんだと改めて感じました。そしてもちろん、貴方自身も嵐のことが大好きで、5人で活動を続けたいという思いを持ち続けていたこともわかってます。だからこそ、見ていてやっぱり悲しかったし、切なかったし、悔しかった。ドラマに映画にバラエティーにYouTubeに…って忙しい日々で二宮さんも気持ちに蓋をしてるというか、忘れかけてるかもしれないけど、今もまだどこかでそういう思いを抱えてるんじゃないかなって考えちゃいました。

そして最後に、「嵐さんって本当に多くの人に愛されてるんだな」と改めて感じました。エンドロールに映し出される名前の多さよ…ああこんなに沢山の人に支えられて嵐のライブって成り立ってたんだって痛感した。あれだけの人の力を借りられるのは、ひとえに彼ら自身の魅力とか誠実さとかのおかげだと思うんだよね。これだけ多くの人に愛されるグループを応援してきたことを改めてとても誇りに思ったし、私自身もそういう人間になれるように努力をしないといけないなと感じました。
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