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フィアー・ストリート Part 1: 1994のNoAceJustYouのレビュー・感想・評価

3.3
2021/8/14鑑賞。67点。


〈あらすじ・ネタバレあり〉
シェイディサイドは、【殺人鬼の街】と呼ばれている。一方、隣町のサニーベイルは金持ちが住む平和な町と言われている。

ショッピング・モール【シェイディサイド・モール】の本コーナーで働く女性。彼氏のライアンに迎えに来てもらうが、何者かの気配を感じる。
骸骨のマスクを殺人鬼が現れ、女性を襲ってくる。
女性は骸骨マスクに刺されるが、駆けつけたニック・グッド保安官が骸骨マスクを射殺する。
骸骨マスクの正体は、彼氏・ライアンだった。

グッド保安官は、骸骨のマスクを被り11人を殺害したシリアルキラーがライアン・トーレスという青年であることを発表する。ライアンは、地元のシェイディサイド高校を卒業したばかりだった。
町では、かつて処刑された【片手の魔女 サラ・フィアー】がこの事件に関わっていると噂があった。

一方シェイディサイド高校に通うディーナとジョシュの姉弟。
隣町のサニーベイル高校が「シェイディサイドで起きた連続殺人事件の被害者の冥福を祈りたい」というので、ディーナは友人・ケイトと一緒にサニーベイルに行く。
ディーナは、シェイディサイドからサニーベイルに引っ越した元恋人・サムと再会。
ディーナとサムはレズビアンだった。周囲の目を気にして、レズビアンであることを隠したかったサムは、ディーナを捨てたのだった。
今のサムの恋人は、アメフト部のピーター。

サニーベイル高校の生徒が、シェイディサイドの被害者をバカにしたので、それにキレたシェイディサイド高校の生徒が殴りがかって乱闘に発展。
ディーナは喧嘩に巻き込まれて顔を殴られ、気絶。

シェイディサイド高校はバスに乗って町に戻っていると、仲間を率いるピーターが車で追いかけて来て煽り運伝をする。
バスの後方にある緊急扉を開けてアイスを、水をぶっかけるとピーターはハンドル操作をミスって事故を起こす。

ピーターはブチ切れて「シェイディサイドの奴らを皆殺しにしてやる」とディーナに吐き捨てる。

ディーナの家の前に骸骨マスクが現れる。ピーターだと疑い、ケイトに電話する。

その頃ケイトは、友達のサイモンと一緒にベビーシッターをしている家で、洗濯物を漁る骸骨マスクが現れる。

ディーナとジョシュは、ケイトとサイモンと合流。
サムの入院する病院に向かう。
サムと再会したディーナが口論していると、ピーターが来る。そこに、今度は骸骨マスクが現れてピーターを殺害。ディーナとサムは骸骨マスクに追われる。それを見ていたケイトとサイモンは救急車を盗んで、ディーナとサムは乗り込む。
そのあと、骸骨マスクは病院の看護師2名を殺害する。
ディーナは、逃げるときに骸骨マスクの顔を見ていた。それは、死んだはずのライアン・トーレスだった。

ディーナとサム、ジョシュ、ケイト、サイモンの5人は警察署に助けを求める。
ディーナとサムは、病院で殺されかけた話をするが、死んだライアンが犯人だなんて話を警察官らは信じてくれない。ライアンを射殺したグッド保安官はとくに。
ディーナは、自衛のために警察官の銃を盗むと警察署の外で待つジョシュらと合流する。

その頃、サイモンは立ちションしていると、座り込んでなく少女を見つけて声をかける。その少女が歌を口ずさみながら、カミソリを持って切りつけて来る。
少女の正体は、1965年に友人らを殺して自殺した殺人鬼 ルビー・レーンだった。
そのほかにも、この町はナイトウィング、ハリー・ルーカー、ハンプティダンプティ・キラー、ビリー・バーカー、サイラス・ミラーといったシリアルキラーといった大勢のシリアルキラー・スプリーキラーの活動拠点にもなっていた。

ジョシュは、「1666年、シェイディサイドの魔女裁判で処刑されたサラ・フィアーが、復讐を果たすために殺人鬼たちを生み出した」と仮説を立てる。

サムは、事故が起きた夜にサラ・フィアーのヴィジョンを見たことを思い出す。
事故現場に行ったところ、サラ・フィアーの墓があった。
事故が起きたとき、サムがサラ・フィアーの墓を汚してしまい、それにキレたサラ・フィアーがサムを殺そうとしていたのだ。
ナイトウィング・キラーに森で殺されかけたことで、それは確信に変わる。
ナイトウィング・キラーは、目の前のジョシュをスルーしてサムを追ったのだ。
ナイトウィング・キラーから逃げ切った5人は、救急車で高校に向かう。

救急車の中で、殺人鬼に襲われかけたのはサムとディーナ、サイモンの3人。事故の日、サムに駆け寄ったタイミングで、ディーナの靴にはサムの血がついていた。また、サイモンはサムの血がTシャツについていた。殺人鬼たちは、サムの血を辿って追跡していたのだ。

サムの血を使って殺人鬼を高校におびき出し、殺人鬼全員がトイレに集まったところで、爆発を引き起こす。
これで解決したかに見えたが、バラバラになった殺人鬼たちの体が【ターミネーター2】のT1000の如く回復して蘇る。

ケイトとサイモンは、サムを殺人鬼に差し出して生き延びようとする。
だが、ジョシュがナイトウィング・キラーの唯一の生存者・バーマンの存在に気づく。
バーマンはナイトウィング・キラーに襲われた日、サラ・フィアーのヴィジョンを見たと証言していた。
サラ・フィアーを見ても生き延びれると喜ぶが、バーマンが故人だったため、生き延びる方法を聞き出すことができない。
サムは、「サラ・フィアーの手から逃れるには、1度死ねばいいのでは」と。
サムを一時的に死なせて、そのあと生き返らせる作戦を立てた5人は、スーパーマーケットに移動する。
ケイトはジョシュとキスを交わす。
スーパーマーケットに現れた骸骨マスクはケイトの顔を粉砕して殺し、ナイトウィング・キラーはサイモンに斧を振り下ろして殺す。
ケイトとサイモンが密売するドラッグでサムをオーバードーズさせようとするが、体が受け付けずに吐き出す。ディーナはサムの顔を水槽に押し付けて殺し、そのあと薬を打って生き返らせる。
殺人鬼たちは消滅する。

明くる朝。
生き残ったディーナ、サム、ジョシュはグッド保安官の取り調べを受ける。真実は到底信じてもらえるような話ではないので、3人は何があったのかを話さない。
グッド保安官は、病院とスーパーで起きた殺人をケイトとサイモンの犯行として記録する。

その夜。
ディーナとサムは結ばれる。
すると、ディーナ宛に電話がかかってくる。電話の主は、死んだとされていたバーマン。
バーマンは、「サラ・フィアーは諦めない。ルールは彼女が作るから」と言う。
その言葉の通り、サムは1度死んだためにサラ・フィアーに操られて、ディーナを殺そうとする。
ディーナはサムを電話線で縛る。サムをサラ・フィアーから解放するため、バーマンの助言を求めようと彼女の家に向かう。

バーマンが電話をかけたのは、グッド保安官から「また始まった」と書かれたメモを受け取ったから。保安官は殺人鬼の復活を知っている?



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・看護師が殺された理由は明らかになってないよね
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