トンベリ

セミマゲドンのトンベリのレビュー・感想・評価

セミマゲドン(2018年製作の映画)
3.4
首をやられた!


アレコレあって巨大化した大量のセミが人々を襲うパニックもの。

明らかにパースと解像度のおかしいはめ込みCGや巨大ゼミのチープな造形など、完全にB級感が目立つんだけどそのB級感をうまいこと味方につけてる面白い作品。

慣れてくるとCGの粗さから「コイツは首をやられて死ぬな」「コイツは持ち上げれて死ぬな」ってのが事前に察知できるようになるという遊び方ができるのもセミマゲドンの魅力の一つ。

自分が良いと思ったのは、セミに襲われて死亡するシーンをしっかり映しているとこ。
勿論ソレらもチープですよw昔の出来の悪いMAD動画のような感じ。
けど、襲われて、死亡する瞬間だけ視点変えて、とかって手抜きがないんで凄く好感が持てます。めっちゃ頑張ってる!

B級映画大好き!って人は是非。


お気に入りのシーンは、「首をやられた!」と言いながら肩をやられて死ぬモブと、首をやられる0.2秒前に「首をやられた!」と言って死ぬモブです。
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