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殺されたスチュワーデス 白か黒かのpapandaのレビュー・感想・評価

3.3
タイトルもポスターもかなりキワモノっぽい。でも、戦後のアメリカが関係してるらしい未解決事件を描いた真面目なものだった。カソリックの修道士は本当に犯人なのか。カソリック会はなぜ彼を緊急帰国させたのか。カソリック会の名誉を守るために闇に葬ったという解釈。修道士の人権はかなり強く保護されるけど、被害者のことは何とも思っていないのかな。日本の国際的な立場ってあんなもの、今ではどうなんだろう。沖縄では今でもそうか。
伊福部先生の音楽を目当てに見たけど、今回はカソリックが題材なせいかいつもの伊福部節はやや鳴りを潜めていた感じ。松竹以外の作品で笠智衆さんを見るのは珍しい。
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