Tomo

パリ13区のTomoのレビュー・感想・評価

パリ13区(2021年製作の映画)
3.5
🔗ミレニアルって括りが疑問❓🔗


パリ13区、セーヌ川南岸の再開発地区。
あまり馴染みのない地区だけど、中華街
トライアングルがあり、古くからアジア
系の人が多い場所。

そんなパリ13区で、ミレニアル世代の
男女の恋や性を描いたのが本作。

果たしてこれ面白いと思えるかどうか?
雰囲気を楽しむ、っいうのはアリ。
けど、共感できるかっていったら全く
できない。
日本のミレニアル世代が観て、そういう
もんだよ、って思えるかは疑問🤔

作風は違うけど、ウッディ・アレン作品
と共通するものは感じる。
こいつ鬱陶しいわ、と思いながら共感は
全くできないけど、そうは言ってもいい
雰囲気じゃん、みたいな🤣

つまるところ、ミレニアル世代という括
りでの恋模様はセックスなんです。
相手を知るにはまずセックス、好みでは
ないけど久しぶりに会いたくなったから
セックスみたいな。

けど、これはフランス🇫🇷の文化や、人種
や性的マイノリティの問題を含んでるから
綺麗に描けるのであって、日本では成立
しないし、共感するのは???

それでもいいなーと観ていられるのは、
モノクロの淡い映像と、パリの外観である
のと同時に、登場人物の人物設定がちゃん
としてて人間関係が面白い、っていうとこ
にあるのかな。

それでもメインがセックスであることには
変わらないけどね🤣
Tomo

Tomo