グッバイ・ファーストラヴの最終章。
忘れられない恋は、幾つになっても自分の心をずっと温めてくれるもの。大切なものが自分の意思に反して手の中をさらさらとすり抜けていくあの切なさ。情熱的なthe winner takes it all、彼の姿が見えなくなって立ちすくむエイミーの影がずっと忘れられない。現実と創作の境目が曖昧になっていくようなエピローグ、不思議であたたかくて、爽やかで素敵だった。
“1度目は早すぎ、2度目は遅すぎた。”
私が映画を好きな理由がまさにこの中に詰まっていて泣きたくなっている。