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ベルイマン島にてのeigajikouのレビュー・感想・評価

ベルイマン島にて(2021年製作の映画)
4.3
スクリーン鑑賞したかったのに機会を逃してしまったことを後悔😞
アンスティチュ・フランセの特集上映に行くべきだった😿

フォーレ島でのロケは、
『グッバイ、ベルイマン!』を否応なく思い出した。
アサイヤスやルコントとも組み、ミア・ハンセン=ラヴ監督の過去作、本作、新作『それでも私は生きていく』でも組むベテラン撮影監督Denis Lenoirのカメラが素晴らしい。
監督自身が落とし込まれていると思われるヴィッキー・クリープス演じるクリスの体験が身に沁みた。
既に成功している歳上の映画監督の夫のトニーとの生活、関係性、もアサイヤス監督との生活を連想させ色々と想像してしまった。
ミア・ハンセン=ラヴ監督自身も既にフランスを代表する監督の1人だけど、作家同士のパートナーって大変そうだなぁと察して余りある。
映画内映画の構造も興味深かった。

子育てはとっくに終わっているけど、ラストシーンでは涙ぐんでしまったのだった。
そして人生は続く。
早く『それでも私は生きていく』見たいな。
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