映画監督でありカップルでもあるトニーとクリスがフォーレ島にやってくる。
そこで創作を作ろうと意気込むその島は、名監督であるイングマール・ベルイマンが作品を撮ったり、晩年を過ごした場所。
観光地を基に、カップルが当たえられる影響。
ベルイマンの作品を見ておけば、あの場所がどこだという感覚は味わえたのだろう。
次第に2人の感情はずれていく。
脚本を書くというのは各々苦しみがあり、それを示すのが中盤あたりからクリスが書いた脚本による映画の物語が、映画内映画として出てくる。
2人のズレはラストにある人を介して戻ったようなそうでないような、
でもそれは2人にとってベルイマンの偉大さからしたら些細なことなのかも。