来栖秀樹

バケモンの来栖秀樹のレビュー・感想・評価

バケモン(2021年製作の映画)
3.8
 鶴瓶師匠を17年間追い続けたドキュメンタリー映画。そして鶴瓶師匠から撮影しても良いけど師匠の死後じゃないと公開してはならないと言われていたというもの。
 それがこのコロナ禍で苦しむエンタメ業界、小劇場の力に少しでも足しになれるよう緊急公開することにしたという背景があるようだ。
 観てやはりドキュメンタリーなのでエンタメ色は薄いのだが年齢を負うごとに師匠の優しさ真面目さ責任感がどんどん増していくのが伝わってくる。自分の事ばかり考えていたらダメ、他者のためを考えないと…色々な名言が心を打つ。昔々アフロであのねのねに居たのが嘘のようだ。もちろんそれも栄養になっているだろうが…
 映画の入場料収入は普通折半らしいのだが劇場支援の意味から全額劇場分とした粋をプラスして3.8としました。
来栖秀樹

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