オッフミ

コスタ・デル・ソル殺人事件:生命を奪われた少女たちのオッフミのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます


はじまりは1人の人がたくさんの女性を傷付けた事件やけど殺人だけでなく、国としてのあり方や同性愛、国民一人一人の責任というかそんなものまで感じさせられる話

大きくニュースになっているのは2人殺害かもしれないが、犯人が傷付けたひとはもっともっとたくさんいる。

殺人に関しては本当に許されるべきではないと思う。それと同時にこれからいろんな楽しみや幸せが待っていたかもしれない人を殺人犯に仕立て上げたことも許されるべきではないはず

ドロレスは補償金が欲しいんじゃなくて謝罪が欲しいと言っていた
身に覚えもない罪で17ヶ月、いや多分そんな期間では済まされないし、実際逮捕される前から無罪で逮捕された後のこれからも人生も苦しめられるのかなと思ったらなんかやるせないなあというか
ただ誰かにあなたを無罪の罪で逮捕してしまってごめんなさい。と言う言葉が欲しいのに。
この件に関しては陪審員、警察、マスコミ、国、国民みんな一人一人責任があると思う。
その1番代表である国がその分の責任を取るというかたちもあっていいんじゃないかと思う

自分がもし陪審員やったら、、、決定的な証拠は何もないのに、ニュースではあたかもその人が犯人かのように報道されている。
こうなった時に無罪の方に1票がいれれるかと言われればそれはわからない、、、、、

皆、誰かに罪をなすり付けてる気がした
【皆悪いし皆悪くない】
この言葉がしっくりきている訳でもないけど他に言葉が見つからないので。。

途中で「なんで世論に流されてしまったんだろう」と仰ってる方がいた
全員がこれを思うべきだと思う。

スペインだけでなく今の日本も似たような所があると思う
なんと疑いもなくマスコミが報道しているニュースを信じてしまう
これは本当に問題だと思う。。
オッフミ

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