ガシガシ

アリスとテレスのまぼろし工場のガシガシのレビュー・感想・評価

4.9
町の象徴である製鉄所で大爆発が起きたことにより、現実とは違う幻の世界が作られてしまう。街から出られず、季節もずっと冬、年もとれないこの世界に閉じこめられた主人公の正宗はどこかミステリアスなクラスメート睦実に導かれて、この世界の秘密を知ることになる…

僕の世代って岡田麿里作品世代なんですよ、多分。でも、僕が見たことあるのって「空の青さを知る人よ」くらいであんまり見たことなかったんです。まさか、こんなに自分にドンピシャだとは…

変わらない世界で求められるのは、変化をしないこと。心の大きな変化は世界に混乱をもたらしてしまうから。でも、主人公含む多くのメインキャラは所謂思春期で、「恋」という感情に振り回されてしまいます。この描き方が人間って感じがしてすごく良かった!

しかし、Filmarksの評価もそこまで良くないし、他のお客さんの反応もあんまりって感じだったので評価が分かれやすいというか、苦手な人が多い独特なタイプの作品ではあるかもしれないですね〜

僕は正直涙出るくらい感動したし、好きな作品に出会えた喜び感じたのでめちゃくちゃ高評価つけてみました!
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