「ライフイズビューティフル」と同じ時代。ユダヤ人迫害、ポーランド侵攻、ホロコースト。
36万人のユダヤ人がどのくらい減ってしまったのだろう。シュピルマンの家族はどうなってしまったのだろう。戦争は人間の倫理観を疑うことばかりだ。
「戦場のピアニスト」タイトルからして、グッと惹きつけられるものがある。周りの助けなど、何とか飢えから耐えた彼の戦場のピアノ演奏。全てを思い出したながら噛み締めながら、指にも魂がこもっていたように思う。
最後の歩き方とか、脚を痛めるシーンとか、リアルに感じてるのだろうか。撮影をしていて、かなり心体的にきつい部分が多かっただろう。