HIROTO

戦場のピアニストのHIROTOのレビュー・感想・評価

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)
3.9
第一次世界大戦最中迫害されていたユダヤ人ピアニスト、シュピルマンが主人公の実話。

戦争の卑屈さと惨さ、生き延びようとするユダヤ人の必死さがよく描かれている。目を逸らしたくなるシーンも多くて、戦争がどう人を変えてしまうものなのかをよく表現していると思う。ドイツ兵の人達とか特に。だからこそシュピルマンを助けたドイツ兵こ存在が際立っていた気がする。

シュピルマンを助けたドイツ兵は結局シュピルマンに会えずにこの世を去ったのかな?だとしたらものすごく悲しい。だけどあの人がいたからシュピルマンは生き延びることができたと思うと、戦時下であんなに優しい人がいることが本当に奇跡だと思う。
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