全編を通して「私たちは鯨を殺すけど、鯨に感謝している」という言葉を強く感じる映画。
鯨を捕獲するシーンで、鯨が抵抗して尾鰭で水面を叩く波の音を振動でも感じて鳥肌がたった。
人間も鯨も命がけで、時にはお互い家族を失い悲しむ。自然の摂理からはみ出たことをしない真正面からの戦いにすごく感動した。
初めて、試写会以外で最後に拍手をしてしまった。普段ドキュメタリー映画を多く見る方ではなかったので、ドキュメンタリー映画ってこういう映画のことなんだと改めて教えてもらった感覚。
昔から撮影されてる中で、オンタイムで映画館で見ることができてすごくよかったです。