このレビューはネタバレを含みます
主演ヒュージャックマンを見て特に事前情報もなく鑑賞。
ビジュアルファンなので様々な感情の彼を見ることが出来たことに価値があった。
ニコラス役の子の演技もとても良い。うつ疾患の人の特有の演技掛かった表現を演技でやっているのだとしたら天才かと思う。
内容は人を選ぶので安易におすすめはしないし誰かと見に行くのも進めませんが。。
以下個人の感想です。
息子と同様の症状を抱えた方と人生を共にした経験があったので、全てにおいて自分を見ているようだったし全てにおいて｢事実｣だった。どこにも遠慮せずに言うのであれば、｢経験したことがなければその選択になるよね｣。
自分が経験して、振り返った時に反省したことを全て準えて進んで行った。
当時の私もだれしもな全ての行動には理屈が通ってるものだと思い込んでいたな〜〜〜。
正義を振りかざす正しさが必ずしも全ての人を助ける訳では無いけれど、それにより成功している人間がいるのも事実。ただそちら側の人間には正しさと理屈で裏付けされた感情以外を理解出来ない。理解できないと言うよりも、文字通りそのような感情があることを｢知らない｣に近しい。
数年前に何かの拍子でこの作品を鑑賞していれば、自分の人生の選択も変えられたかもしれないなんて傲慢なことを考えさせられました。
事前に内容を知ったら必ず見ていたと思うけれど、主演ヒュージャックマンに惹かれて概要を知らずに見に行って逆に良かった。
