完成披露試写会にて鑑賞 ／ 原作読了済📕
元々のお話がスラスラ読める作品ではあるけれど、設定やストーリーが重いので、映画として完成したモノもかなり重たく、ずっと水中の中で息を潜めていたような感覚に襲われながら鑑賞していました。
原作を読んだのがかなり前なので、比較できる部分は少なかったですが、とにかく松坂桃李さん演じる文（ふみ）が 本人そのものだったなあと余韻に浸っています……。
無条件な優しさと大人になれない葛藤を抱えている文。
1番苦しかった頃に優しさをくれた、自由をくれた文にいつまでも執着してしまう更紗。
お互いのキャラクターが現実では存在し得ないので、共感しづらい部分があるのですが、泥臭くお互いを思い合う二人の姿には心が震え、マスクの中がグチャグチャになるくらい泣いてしまうシーンもありました。
ただやっぱり原作も読んでおくべきかな、と個人的には思います（ ˘˘ ）
