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流浪の月のMtFilmのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
3.6
どうしても多部未華子の演技が見たくて、鑑賞しました。本当に好きな役者さんだし、今回の役の多部未華子も出演シーン少なかったけど良かった。それだけでも見てよかったなあと思えた。

まず、広瀬すずのお顔にアリス要素が含まれてきてた。(そこ)
でもまだまだ広瀬すず、あと5年くらいは高校生役いけそうだと思ったすず。
映像と演出だけで言うと、半分ホラーでしたすず。
脚本で言うと、頭殴られるような頷く台詞いくつかあったなあ、、しんどい

全登場人物で、文の彼女以外まともに見えた人いない。
更紗と文が気持ちの言語化に苦しんでいたように、自分もこの映画の感想を言語化するの難しいかも。
最終的に純愛には見えなかったので、これ本当に、文と更紗にしか分かり得ないストーリーなのかも。
かといって性的マイノリティに生まれた以上、こういう自分の問題とマジョリティと向き合って行かないと生きていけないのが辛すぎる。文はマイノリティとして生まれても、マジョリティ側に生まれても人生は辛いことだらけだよ的なこと言ってたけど、本当にそうなのかな。そう言わないといけないこの世界が生きづらすぎるんよ。
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