原作は2年前？に本屋大賞を受賞したときに購入していたのに詰んだまま…(買って満足しちゃうタイプです🥲)
やっと最近読み始めたため、途中まで読んだ状態で鑑賞。
役者の演技がとにかく素晴らしくて、150分の長さを全く感じないくらい没入感が高い作品だった。
世間から見れば小さな女の子を誘拐、監禁した男と、犯人に洗脳されてしまった女の子。
周囲から向けられる好奇の目や、誰にも理解されない二人の関係が観ていてかなり苦しかった。
人って結局、自分の見たいようにしか他人を見ない。
主演の広瀬すずと松坂桃李は、難しい役を見事に演じきっていて本当に素晴らしかったしひたすら圧倒された。
観終えた今、文と更紗はこの二人以外には考えられないなぁ…
更紗の子供時代を演じたのは最近よく見かける白鳥玉季ちゃん。子役の中でも演技力が群を抜いてる気がする。
広瀬すずにどことなく似ていて、違和感なく見れたのも良かった。
あと個人的にびっくりしたのは横浜流星。
なかなか最低な役だったけど、こんな演技もできるんだって驚いたし、役者としての演技の幅が見れて、かなり好きになった。
観終わってスッキリする感じではないし、とにかく重くてずっしりくるけど、純粋に面白かったです。
この余韻のまま、文や更紗の心情が細かく描かれているであろう原作の続きを読みたいと思います📘
