流浪の月のラディッシュのレビュー・感想・評価

作品から、観客が感情移入することも許さない2人だけの世界を感じた。

表向きの幸せを受け入れ、不条理な世界に生きるか。自分の真実に従って、苦しみながら自由に生きるのか。ということなんじゃないかな。
正直、本作を整理して言語化するのは自分はまだ難しい。

それにしても俳優陣の演技はどなたも素晴らしかったし、李監督の重く深い作品の雰囲気もとても良かった。監督の前作「怒り」の方も鑑賞してみようと思う。