Toko

流浪の月のTokoのレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
4.3
とても大切なことを教えてくれている。と感じた。私は何処かで誰かをそんな目で見てはいなかっただろうか。
気持ち悪い、とかって
母がよく、そんな事を言っていた気がする。
嫌な親だ。

更紗のこころは更紗のものだ。

「普通」と違うということは、なぜこんなにも叩かれてしまうのか可哀想に。
その「普通」も時代や誰かの一言でコロコロ変わるものなのだ。
少し前まで、日本でオタクやアニメやゲームにハマっている事は「悪」だった。
これからはLGBTも夫婦別姓やさまざまな少数派も「普通」になっていくだろう。
柔軟な心でいないと、寧ろバカにされる世の中の方が良い。それが普通になって欲しい。
いろいろな花が咲くように。

文の淹れるコーヒーの香りと温かさが伝わってきた。美味しそうだった。
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