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ウィッチャー 狼の悪夢のgockのレビュー・感想・評価

ウィッチャー 狼の悪夢(2021年製作の映画)
2.5
『ウィッチャー』主人公ゲラルトの老師ヴェセミルの若い頃の話。
ヴェセミルがウィッチャー(モンスター退治のミュータント魔法剣士)となったオリジンや、若くイケイケだった時の活躍と狼流派の総本山ケィア・モルヘン壊滅の真相などが描かれる。
ドラマ版のシーズン1は短編集をドラマ化したせいか時系列バラバラで見辛かったが、このアニメは「ウィッチャーやこの世界の説明」「剣と魔法を駆使したモンスター退治や対人戦のゴア描写満載アクション」「哀しい人間ドラマ」など、ウィッチャーに求められてるもの全てがぶっ込まれてて、ドラマ版シーズン1観るより、このアニメ観た方がウィッチャー世界を知るのに適してる気がした。
ウィッチャーは悲劇が多いので、ヴェセミルの話は割と恵まれてる、見方によっては幸せだと言えなくもない。
ヌルヌル動くアクションと地味な見た目……という組み合わせがDCコミックのOVAを思わせる良作。
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