peroperochangの父

美貌に罪ありのperoperochangの父のレビュー・感想・評価

美貌に罪あり(1959年製作の映画)
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農地改革で土地の大半を失った比較的裕福なお母さんが、自分の住む家と土地だけは残したいと考えつつ花屋を営んでいる。家には3人の姉妹。増村保造の映画なので娘は自立志向が強く、個の生き方を重んじる。
長女は日本舞踊の海老蔵的な人物と結婚して家を出て苦労したり、次女若尾文子はスチュワーデスになって家を出て犯罪に巻き込まれたりする。末っ子は聾唖者だけど一番美人で花屋の役に立とうと頑張る
そんな家族と個人のあれこれを描いた映画。増村保造映画では一番ヒットしたらしい