いくらでも感傷的な悲劇にできそうな題材だけど、嫉妬するぐらいに明朗な語りとカットの積み重ね。山あり谷ありな3組が結ばれる、翳りと明るさが同居した盆踊りのシークエンスが素晴らしい。盆踊りの音頭に元々備…
>>続きを読む増村保造監督の観る
脚本 田中澄江
東京郊外の旧家豪農も今は細々と蘭
の栽培を。高度成長期を前にして家
土地を守る母。新しい世界に向かう
娘たち
時代の流れで壊れてゆく一家の物語
で決して楽し…
プライムビデオ内の【角川シネマコレクション】で鑑賞。
以下、感想を箇条書きで。
・なんというか、タイトルが最高だ。この時期の大映には『薔薇いくたびか』というタイトルの映画もある。
『美貌に罪あり』…
増村の中でも結構好きな方。カットが冴え渡っている。このところ暗い増村ばっかり見ていたせいか、明るく感じるけどそのなかにも侘しさみたいなもんが訪れるショットでおわって気持ちが残響する感じ。盆踊りのシー…
>>続きを読む戦後の農地改革で没落し、屋敷だけは立派だけど蘭の花の栽培で暮らしを立てる杉村春子と異父姉妹の山本富士子と若尾文子に川崎恵三、川口浩、勝新太郎と聾唖者の役で野添ひとみが花を添える群像劇。
周囲の反対を…
大傑作だった。今まで見た増村保造で一番好き。
杉村春子と山本富士子の盆踊りの場面が最高。全編を通じて杉村春子の凄さを知った映画だった。小津映画よりずっと輝いている。
あと最終盤の勝新と山本富士子…
山本富士子(菊江 ふさの長女)
野添ひとみ(かおる 忠夫の妹)
若尾文子(敬子 ふさの次女)
川口 浩(清水忠夫)
川崎敬三(谷村周作 農業技師)
勝 新太郎(藤川勘蔵 踊りの師匠)
杉村春子(吉野…