このレビューはネタバレを含みます
○良かった点
・白い南満州鉄道パシナ型はニヤッとした
・ハトプリ勢の出番が前作の5勢の出番よりも豊富だった、特にトロプリ勢とハトプリ勢の接点の持たせ方のひとつとして、えりかとローラを対立させたのがけっこう自然な感じがして良かった
・トロプリ勢がスーパーシルエット風の衣装に変身して、例の女神が出てきて拳で叩きのめす代わりに敵を包み込むという、映画限定の決め技がツボだった
・令和の映画館でも変わらず大暴れするキュアマリン
・祖国の復興を夢見る1万2000年前の亡国のお姫様が切ない…
○いまいちだった点
・展開が早すぎて気持ちがついていかない、ただ子供向けということもあり使える時間が限られているのでこんなもんか
・ゆりさんといつきが空気…？
・本編29話の戦闘シーンがとてつもなく良かったので、それに比べると本作の戦闘シーンはなんだか控えめな感じがした
・亡国のお姫様、あれで成仏できるのか？って感じで結末があっさりしてたような(おそらく最後の歌のシーンがスタプリと違って棒立ちだったのが気持ちが入っていけない原因かも)
○総括
先輩プリキュアの使い方は前作よりも上手くなってる気がする。ただ、映画としての面白さは前年のヒープリや前々年のスタプリの方が上だった気がする。
一本の「映画」としてというよりは、「超豪華な70分スペシャルの放送回」と考えた方が後味がすっきりするかも。
