Jin

私ときどきレッサーパンダのJinのレビュー・感想・評価

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)
3.8
よかった点
・生理のイライラというセンシティブな内容をパンダという子供でも見れるメタファーで描いている。それに伴う親子の関係の変化も描いているので子供も大人も楽しめるし為になる。親子で見るのもいいと思う。
・推し活女子っていうのが最高に今っぽいテーマ。世界共通なのかな。
・バックストリートボーイズをきっと意図的に彷彿とさせるように仕向けている音楽がエモい。しかし古臭くなく、現代のトレンドっぽくて良い仕事してる。ファッションやデザインや色といったビジュアルも2000年代のエモくてシティな感じで良い。
・多様性が良い。友達も街の人も色んな人種がいて好感を持てた。バックストリートボーイズ風なグループにBTS風のアジア人がいて今っぽい。
・日本のアニメ、漫画っぽい表現手法がふんだんに取り入れられていて、ハリウッドのアニメ映画の常識が変わっているのが今っぽくて良い。目が少女漫画みたいにキラキラしたり、友達キャラ初登場時にエフェクトかかって名前が表示されて静止したり。(これをやるなら中国系ではなく日系の主人公にしてほしかったが)
・ラスト前までは割とあるあるな親子関係だったけど、 母親側にフォーカスが当たったり、親戚たちも力を解放したりしてテンション上がった。NARUTOの尾獣戦みたいだった笑
Jin

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